随筆つらつらvol.4 7/1晴れと思ったら雷雨

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呪いにかかっている、というほど深刻な話ではないけどもうっすらずっと呪いにかかっているし一生解けなさそうと思っている話。芸術分野を志した人はみんなそうなのだろうと思う話。

 

休みの日に休めない。時間があればゲームとか読書とか写経とか自発的に趣のある趣味などに興じたい野望がある。でもできない。

というのも練習していない時間や楽譜を見ていない時間の分だけ、自分の価値が下がるような気がするのである。呪いである。

眠って体を休める分には、声帯を休めることにつながると思えてまだ心穏やか。語学の勉強も楽曲解釈に役立つので良し。映画鑑賞も何かしら自分の音楽性に作用してくるかもしれない。

しかし未だそういった理由付けのできていない趣味には没頭することができない。その過ごし方で良いのかと自問自答を繰り返し結局集中できず、罪悪感から逃れられない。

 

出産以降、時間に大きな制限がかかるようになるとこの呪いが実に邪魔で、わずかな自由時間に何をするかで脳内てんやわんやである。そして結局は睡眠が最優先される。趣味できる体力を私に下さい。

 

とか何とかうだうだ言ってないで、自分の中の切り替えスイッチをかっちり押せるように精神を鍛えるべきである。鍛えなさい。休む時にとことん休んで、やる時はしっかりやる、それでいいじゃないの。良識ある大人ならそうあるべきだ。

と言ってくる人が心の中にいる。

 

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