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ハムスターが脱走したと気づいたとき、とにかく焦りますよね。
今日はそんなときに冷静に実行してほしいことをお話しします。
わたしも脱走に気付いたときは絶望感が半端なかったです。。。
幸い24時間以内に確保できたので今日はそのお話をします。
ハムスター脱走時にすべきこと7つ
部屋の扉は閉める
脱走から時間が経つほど、ハムスターが遠くに行く可能性は高まります。
ハムスターが潜んでいる部屋が特定できているなら、その部屋のドアは閉めておきましょう。
捜索範囲はなるべく狭くしておきたいですよね。
ただし、ドアを閉めるときはくれぐれも慎重に。
思わぬ事故を防ぐため、近くにハムスターがいないことをよく確認してからにしましょう。
ケージの入口は開けておく
ハムスターが飼い主さんの自宅の中で一番安心できるのは、ケージです。
探検に疲れたハムスターが自分で帰ってくることもあります。
扉のついてるケージの場合は入口を開けておきましょう。
ハムスター活動時間に捜索する
昼間に捜索しても何の手掛かりもつかめないことが多いです。
寝ているハムスターに気づかず家具を動かしたりなんかすると、重大事故につながることも。
捜索は夜間に行いましょう。
明るさと気温を調節
脱走中で神経が高ぶっているハムスターを更に警戒させることのないように、捜索場所はなるべく暗く。
でも踏んづけたりしないように最低限の視界は確保。
夏場と冬場は気温にも注意です。
気温によって脱走中のハムスターの体力が奪われてしまうと、捜索の難航どころか命にかかわります。
潜伏場所が温度管理の可能な場所なら、ハムスターにとっての適温(18~25℃)に保ってあげてください。
耳を澄ます
身体の小さなハムスターですが、家の中で動き回ると意外と気配や音が感じられるものです。
そして脱走中の事故を防ぐためには、人間がむやみに動き回らないことが大切。
これ以上ないくらいに
耳を澄ませてみてください。
ハムスターが大型であればあるほど有効策です。
オヤツといつものごはんを使う
脱走中の食糧確保のためにもどのあたりに潜んでいるのか知るためにも有効です。
お腹を空かせたハムスターは、近くにある食糧を絶対に見逃しません。
エサ箱に入れてハムスターの好みそうな物陰や隙間に置いてみましょう。
エサ箱の下に音の出やすいビニール袋などを敷いておくと、捜索の助けにもなります。
反対に、ハムスターの食べてはいけないものが部屋にある場合は回収しておきましょう。
観葉植物などにも注意してください。
ハムスターが食べると危険なものは
↓↓以下をご参照ください↓↓
とにかく慎重に動く
ドアの開閉や家具のわずかな移動でも、小さなハムスターには命とりです。
自分で思う以上に慎重に行動してくださいね。
小動物の事故は前触れもなく
あっという間に起き、
気づいたと同時に
手遅れになります。
はむこ脱走日記
上記を踏まえて、ここからは私の体験談です。
緊急時以外で時間のある時にお読みください。
うちのはむこさんは2回脱走したことがあります。
彼女が暮らしてるのは衣装ケースを改造したケージ。
ケージの天井にはバーベキュー用の金網(西友で買った)を二枚使ってます。
最初は百均で買った金網を二枚組み合わせて使っていたのですが、はむこさんはゴールデンハムスターなので力が強くて。
軽い金網では簡単に脱走できちゃったんですね。
現場を見てはいないのですが、恐らく回し車の裏側の金具の上に登り、そこから金網に逆さまに張り付いて、外に出たと推測します。
下の画像ではねずみ返しの対策済みですが、脱走当時はこれもついていませんでした。
1度目、室内での脱走
1度目の脱走の際はケージのある部屋内で確保しました。
捜索のレベルとしては容易な方です。部屋は縦に長い9畳程度の部屋でした。
夜になるのを待って耳を澄ませていると、アコーディオンカーテンで仕切られた(魔界のように掃除が行き届いてない)隣の部屋からガサゴソ音がしました。
思い余って即刻その部屋に乗り込んだのですが、はむこさんには家具の下に逃げ込まれます。
そこでとりあえず落ち着きを取り戻し、食事で釣る作戦に出ました。
部屋のドアさえ閉まっていれば確保可能の自信があったので、はむこさんのケージのある自室にごはんを山盛りにしたエサ箱と、あちこちにオヤツを置いておきました。
気長に待っていると、1時間も経たずして案の定はむこさん登場。
ごはんごはんとまっしぐら。
ハムスターは脱走中 満足に食事が摂れないので、前述のようにオヤツやごはんで釣るのはとっても有効です。
しかし、ここで問題発生。
はむこさん、この頃は我が家にやってきてまだ日が浅くわたしは触る事ができなかったんです。
当然、わたしの手で確保なんてできません。
というわけで、エサ箱に完全に入ってくれるのを待ちました。
(まだ子ハムだったので、脱走前もエサ箱には体ごと入って食事を摂ってました)
20分くらいは待ちました。
痺れを切らして手を出したらまた逃げられて就寝時間が遅延するので、わたしも一生懸命我慢しました(;^ω^)
そうしてこの日はついに、エサ箱ごとケージに戻せたのでした。涙
再犯、捜索範囲は家全体
いやなんで一度脱走されてるのに対策してないんだよって思いますよね。
私もそう思いますもん。
言い訳をするとこの時、脱走ルートがまだ判明してなかったので、何もできなかったんです( ;∀;)
一度目の脱走からたったの1週間。またやられました。
しかも今度は運悪く、ケージのある部屋のドアが少し開いてました…
帰宅してはむこがいないのを確認して、愕然です。
我が家は物が多く構造も入り組んでいるので、小さなはむこさんに部屋を出られると捜索は一気にハイレベルな戦いになるのです。
一瞬のフリーズのあと、思いました。
はむこさんの起床時間から
そんなに経ってないし、
まだあまり遠くまで
移動してないんじゃない??
まだ部屋内にいる可能性も考慮し、ドアをゆっーーーくり開け放ち、
部屋付近の廊下の要所要所に可能な限りの乾燥バナナ(好物)を撒きました。
そしてゆーーーっくり移動し、とりあえずわたしはお風呂タイム。(のんき)
(ゆーーーっくりなのは勿論ビビッて逃げられないようにするためもありますが、一番は 不幸な事故を防ぐため です)
(こちらの記事にも書いた通り、ハムスターを室内お散歩中の事故で亡くしたことがあります…)
細心の注意を払ってお風呂から上がり、寝る支度を整えると時刻はもう深夜です。
先ほど撒いたオヤツを確認すると、一部なくなってる!!!
それまでは絶望感でいっぱいでしたが、一気に希望の光が見えてきました( ;∀;)
ハムスターが最も盛んに活動する時間に差し掛かってきたので、電気を消し、無くなってた箇所のオヤツを補充し、
(最初は普段一切働くことのない第六感に頼ろうと思ったのですが、特に役に立たなそうだったので)
廊下の真ん中で座禅を組みまして。
普段使ってる全感覚を研ぎ澄ませました。特に聴覚。
そしてついに念願のあのガサゴソ音が!!!左後方から聞こえたのです。
ゆーーーっくり移動して、はむこさんの姿を確認してから電気をつけました。
この時の「やべ見つかった!!!( ゚Д゚)」
というはむこさんの表情は一生忘れないでしょう。。。
しかし例の通りわたしははむこさんに触れることを許されていないので、
とりあえず背後から室内に誘導し、(さらに逃げられないように細心の注意を払って)ここからは前回と同じ、エサ箱作戦で確保に成功しました。
その後
しばらくは金網の上にとりあえず辞書などを載せていましたが、ある日はむこさんが金網に内側から張り付いているところを目撃したので、ねずみ返しを設置しました。
最もルートとして怪しかった回し車の上です。それ以降は一度も脱走されていません。
そういえば幼少期に共に過ごしたキンクマハムスターにも脱走されたことがありました。
ケージは家の2階にあったのですが彼女は階段を上り下りする技能を身につけていましたので、やはり捜索は難航。。。
脱走から3日経ち半ば諦めかけていたころ、1階居間のテレビの前をてくてく歩いていたところを確保されました。
よく慣れていたので発見後はすんなりおうちに帰れました。
ハムスターの脱走にお困りの方、どうか捜索はゆっくりゆっくり、細心の注意を払ってくださいね。
早くハムちゃんがおうちに帰れますように。
おまけ。脱走したいはむこさん決死のジャンプ。