ハムスターお迎え前・初日に気を付けてほしいこと【見守りに徹して】

ハムスター
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ハムスターをお迎えした初日、あるいはその前後に気を付けるべきことについてお話しします。

何となくお分かりかと思うのですが、ハムスターをおうちに迎えていきなりナデナデすることはできません。

ハムスターをペットショップや譲渡元からお迎えするとき、気を付けるべきこととは何でしょうか?

なんでしょうか?

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ハムスターお迎え前・初日に気を付けてほしいこと

ハムスターってとっても可愛い。

そしてその身体はとっても小さいですよね。

 

なので多少の個体差はあれど、すごく敏感で繊細な生き物なのです。

暮らしている環境の変化は彼らには大きな大きなストレスとなります。

まずこの点をご理解いただければと思います。

 

ケージの設置場所を決める

こちらはハムスターをお迎えすると決めたら真っ先に考えておきたいですね。

意外と悩むケージの設置場所。

ハムスターが安心・安全に暮らせる場所を選びましょう。

 

避けるべきケージの設置場所

避けるべきは以下です。どれも落ち着きませんし、体調を崩す可能性があります。

 

・部屋の真ん中
・窓の近く
・出入り口の近く
・音の出る電子機器の近く
・エアコンの風が直接当たる場所
・ほかのペットがいる部屋
・地震で落ちるような不安定な場所

 

選ぶべき場所

上記以外の、床から1mくらい離れた場所がいいとされています。

人間の生活による床からの振動や、下にたまる冷気を避けられます。

 

また、ハムスターのような小動物を狙う肉食動物は、基本的に彼らの頭上からやってきます。

お世話をする際も人の気配が上からくるよりは、平行な方が安心です。

 

移動も細心の注意を払って

できれば春や秋など、温暖な気候の時に連れて帰ってあげたいですね。

ペットショップなどではお迎え用の箱や袋が用意されていて、店員さんにハムスターを入れてもらいます。

温度や生活音、振動に気を付け、なるべくハムスターを刺激しない移動手段でご自宅へ連れて帰ってあげましょう。

 

ハムスターを無理に出さない

ハムスターがおうちに到着したら、運搬用の箱の出入り口をゆっくり開け、箱ごとケージに入れて、ひたすら待ちましょう

箱がケージに入らなければ、入り口部分をあてがってください。

 

ごはんとお水は必ずケージ内に用意しておきます。

絶対に無理に引っ張り出したり、傾けて滑り出させたりしないでくださいね。

 

ハムスターがケージに入ったら

心構えもなく突然連れてこられたハムちゃんは、匂い、気温、景色、何もかもすべてに緊張しています。

おおかた、

これはヤバイ!食われるかも!

と思っています。

 

最初は寝床に入るのもためらうので、可能なら運搬時にハムちゃんが入っていた入れ物もそのままケージ内に置いておいてあげると良いです。

初日、気を付けたいことは以下の5です。

 

さわらない

さわろうとしても逃げられると思うのですが

まず、さわろうとしないでください。

恐怖心を植え付けてしまいます。

 

お迎え用にせっかく用意したケージを「恐ろしい場所」と思われてしまうと、ハムちゃんはずっと心が休まりません。。

さらに人間の手自体を怖がるようになってしまうと、その後のお世話にも支障が出ます。

 

声をかけない

ハムスターの聴覚はとても敏感です。

人間に聴こえないような高音を聴くことができ、普段の人間の生活音もかなり大きく聴こえると言われています。

また女性の声でもバス・バリトンに聴こえる、との話もあります。

驚かせてしまうことは避けましょう。

どんなウィスパーボイスであっても初日は我慢してくださいね。

 

極力のぞかない

ハムスターの視力は悪いと言われていますが、小動物なので動くものにはかなり敏感です。

気になる気持ちは山々ですよね、わかります。

ですが大移動の直後で神経過敏になっているハムちゃんを刺激することは避けましょう。

 

薄暗くしておく

自室にお迎えする場合は、新聞紙や薄手の布などをかけてあげるとよいです。

周囲からの刺激を避け、ハムちゃんがなるべくリラックスできる環境を作ってあげてください。

 

気温は20~23℃前後を目安に

ストレスが体調の変化につながらないよう、気温はハムスターの適温に保ってあげましょう。

普段の暮らしで人間が気にならないような隙間風や、エアコンの直撃にも気を付けてください。

 

おわりに

小動物目線で考えてみると、人間の生活圏に入ることはなかなかハードルが高いですよね。

初日は気を付けすぎるくらいがちょうどよいかもしれません。

素敵なハムスターライフのスタートが切れますように。

 


幸せなハムスターの育て方