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声楽を嗜んでいると、本番前に暗譜しなくてはいけないシチュエーションに遭遇することがあるかと思います。
そういった時に効率良く暗譜をするコツをお話しします。
譜読みと共に頭に残るようにすると効率的です!
声楽における譜読み/暗譜のコツ3つ
感情を込めて歌詞を読む
まずは数をこなすのではなく、よく意味を理解し、感情を込めて読むようにしましょう。
お時間があるなら、歌詞だけをノートに書いて読みやすくすると良いです。
歌詞を暗記するまでとは言いません。
ですが、少しでもやるとやらないとでは次に歌うときに差が出ます。
夜でも練習できますので、お仕事後の短時間でも有効に使えます。
メトロノームを使ってリズム読みをする
リズム読みとは、言葉を捌くためにテンポに合わせて言葉だけを読むことです。
理想を言えば、譜読みの段階からまずは一定のテンポで歌詞を読んでみると良いです。
本来のテンポより、その段階でご自身が言葉を捌けるくらいのテンポで良いです。
メトロノームを使ってみましょう。
普段の練習ではメトロノームを使わない方も多いかもしれませんが、譜読みの段階では是非使って頂きたいです。
休符やロングトーンの拍数も頭に残ります。
メトロノームを持っていない方でも、今はスマホアプリでメトロノームをダウンロードできます。
ある程度言葉を捌けるようになったら、本来のテンポで練習してみましょう。
歌うポジションで口パクする
意外に思われるかもしれませんが口パク、結構有効なんです。
リズムは一定を保ちたいところですが、本来のテンポよりもかなり落としてしまって大丈夫です。
ブレスの都度、歌うポジションを作るのには、僅かながら時間が必要です。
口パクをしながら口内や軟口蓋を歌う時のポジションで再現します。
良い声で本番に臨めるよう、スムーズにできるようにしておきましょう。
ピアノをある程度弾ける方なら、旋律をピアノで弾きながらすると良いですよ。
ポジションがスムーズに作れるようになるまで、声は出さないこと。
譜読みの際にもとても良いアプローチとなりますので是非実践してみてください。
まとめ
簡単ですが、こんなところです。
発声をせずともできる練習、トレーニングは山ほどあります。
音が出せない時間でも譜読み/暗譜に裂けると効率的ですよね。