初めてオペラを観る前に最低限やっておきたい準備5つ

音楽
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オペラとか観ますか?🐹

オペラは底抜けに明るいものから後を引くほどどん暗いものまで、内容は実に様々です。

オペラを観るのが初めての方向けに、事前にしておくと良い準備を書いてみます🐹

 

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初めてオペラを観る前に最低限やっておきたいこと5点

歌舞伎や宝塚などにも言えることですが、初めて公演を見る際には常識がわからなくて不安ですよね。

最低限しておきたい準備とはどんなものでしょうか。

安心して楽しみたいよね

だいたいどんな作品か知っておく

あらすじをチェック

観る公演が決まった後でも、公演を選ぶ段階でも、まずあらすじはチェックしておいた方が良いです。

たいがいは私たちの生きる世界と時代も文化も違うお話ですから、意味不明な言葉が出てくることがあります。

わたしの大好きなオペラ『フィガロの結婚』でいうところの「領主権(初夜権)」とかです。

 

あらすじを深く掘り下げてセリフから当時の慣習や裏の意味などを読み取るのはプロの仕事ですが、それ以前の段階で言葉の意味は知っておくとよいでしょう。

わたしの場合、知らない言葉の意味を考えていると、字幕が全く頭に入ってこなくなることがあります…

 

登場人物をチェック

カタカナの名前が覚えにくく間違えやすかったりします。

それぞれのキャラクターが頭に入ってくる前ですと、台詞劇のところで混乱を引き起こす可能性があるのです…

 

「バジリオ」と「バルトロ」とか、、、混ざりやすくないですか?わたしだけ?

特に世界史が苦手だった人は注意が必要です。。。

 

悲劇か喜劇かをチェック

オペラにも悲劇や喜劇などのジャンルがあります。

喜劇気分でホールに行ってほの暗い悲劇を観てしまったらなんだかモヤモヤしますので、軽く心構えをしておいた方が良いです。

 

命を落とす人物が出てくることも多いです。

 

たとえば有名な「蝶々夫人」は最後に自死を選ぶわけですが、それを知っていると前半の健気な姿の時点でかなり胸に迫るものがあります。

超絶、切ないです(´・_・`)

 

どんな公演かチェック

公演自体に関しても団体により様々です。

見ていってみましょう。

規模

規模はだいたい、どのようなホールで上演されるのかで分かります。

舞台が広ければ客席も広いです。

大ホールで行われるのであれば大規模と言えます。

 

また、スカラ座など海外のオペラ団体を招いての上演はかなり大規模となります。

そして値段も相応となります。。。

 

伴奏

オーケストラピットがあるような大きなホールでしたら基本、オーケストラ伴奏となります。

小ホールなどで行われる小規模の公演ですとピアノ伴奏、あるいは小編成の器楽伴奏となります。

普通はいずれも指揮者を要します。

 

字幕or日本語上演

オペラはほとんどがイタリア語、ドイツ語、フランス語などで書かれていますが、日本語の訳詩で歌われる公演もなかにはあります。

私は断然、字幕派です。

 

ハイライトってなに?

公演名にハイライトと書いてあることがあります。

そのまんまの意味で、有名だったり重要だったりするシーンのみを上演するパターンです。

オペラは一作品が3時間を超えることもありますからね…

 

コンサート形式ってなに?

大がかりな舞台装置や小道具を使わない公演です。

歌手の演技も最小限になります。

 

オペラには合唱がつきものですが、コンサート形式では第九のように後ろに合唱団として並んでいることもあります。

 

上演時間をチェック

全幕上演すると3時間とか4時間とかかかるオペラも多いです。

wikiなどで作品について調べると上演時間が出てくるので、だいたい何時ごろに終演するのか予想がつきます。

日本国内では休憩時間は一公演に一回、15分~30分程度という場合が多いのでそちらも加味してください。

 

ちなみに「外套」「修道女アンジェリカ」「ジャンニ・スキッキ」や、「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」など、比較的上演時間が短いものは抱き合わせで上演することが多いです。

 

空腹状態をチェック

長丁場ですので演奏中にお腹が鳴りだす人がいます。わたしです。

あまり空腹状態で鑑賞することはお勧めしません。

ホールは飲食禁止でも休憩時間にはロビーで軽食やアルコールを含むドリンクが販売されることがありますが、会場や客数によっては立食になる場合もあります。

 

字幕付き自由席の場合は字幕の位置をチェック

字幕付きの公演で自由席の場合は字幕の位置に気を付けて席をとると良いです。

座席によってはとっても字幕が見えにくかったりしますので要注意です。

海外のオペラハウスでは前の座席についてることもありますが、日本のホールではわたしは巡り合ったことがありません。

 

おわりに

こんなところでしょうか🐹

思いついたらまた書き足します。

 

オペラってハマると本当に深くて面白いのですが、もしどうしても敷居の高さを感じてしまうのなら、オペレッタという分野から入ってみることをオススメします!

オペレッタの詳細についてはまた後日。。。😪