楽しかった過去、ありますよね。
今はもう見られない景色もありますよね。
もう二度と会えない人もいます。
それらは勿論、いつまでも大切な存在です。
けれど、たまに懐かしむ程度ならよいですが、いつまでも過去に固執していると心が苦しいです。
残酷な時の流れにはどんな偉人も権力者も逆らえないわけです。
人生、楽しみたいじゃないですか。
なのに、普遍的である時の流れに悩まされるなんて勿体ないですよね。
日々、新しいことは起きます。
今が苦境でも、それは一生続きません。
昔の思い出の数百倍、楽しい出来事が待っているかもしれません。
根拠なんて無くていいんです。
人生で最高の瞬間は、いつでも更新される可能性を秘めているんですよ。
輝かしい過去は、感謝をして手放しましょう。
いますぐには無理でも、徐々にその準備を整えていきましょう。
時代の流れを受け入れその波に乗ることは、間違いなく上手に生きるコツのひとつです。
それでも、過去を懐かしんでウジウジしていたいときがわたしにはあります。
そんなときは半日だけウジウジすることにしています。逆にストレス発散できます。
出る月を待つべし、散る花を追ふことなかれ(中根東里「東里外集」)
中根東里は、江戸時代の儒学者で、生涯を学びに投じた人です。
例えが風流ですてきですよね(^^♪
進むことを恐れず、出る月を待ちましょう。
それはあなたが、あなただけの人生を楽しむために。
神道のことば: 迷わず、くじけず潔く生きる知恵