肩が凝ってますか?足がむくんでいますか?
不思議ですよね。
ずっと座って楽な姿勢を心掛けているつもりでも、いつの間にか体は疲れ切っていることが多々あります。
「身の安(やす)きを得る処(ところ)則ち心安し」
(編者未詳『太平記(たいへいき)』より)
身体が安らげるところでは、心も安らぐという意味ですね。
太平記は、1370年頃に完成したとみられる軍記物語です。
人の身体は、同時に二つ以上のことを行うのに向いていないのだそうです。
声楽のレッスンでも、腹筋や胸筋を硬めないために別の筋肉を使った発声をすることがあります。
つまり、身体をリラックスさせることを意識しながら
キーボードを打ち
電話をかけ
書類を作成し
クレーム対応をする
なんてことは、人間のなせる所業ではないということですね(*_*)
お仕事中はどうしても身体を休める時間=気を抜く時間が取れません。
そして限りある休憩時間を有効に使うためには、心安らかであることが一番大切なのです。
心がいら立ち緊張していると、同質のものを引き寄せてしまいます。
思わぬハプニング、関わりたくない出来事、判断の誤りを防ぐため
そしてあなたがいつも幸せでいるために、
休憩時間はすべてを忘れて、思いっきりご自分を甘やかしてください。
心穏やかでいることが一番の幸福への近道です。