現在我が家で暮らしているジャンガリアンハムスター・まりちゃんですが、生後半年となってから3回ほどものもらいを発症いたしました。
最近はようやくおさまり、健康的視界ライフを満喫しているようですので行った対策をまとめておきます。
どれが効いたとかではなく総合評価で治ったと思っております。
ハムスターのものもらい対策
気付いたらできてるのよね
これまでジャンガリアン・ロボロフスキー・ゴールデン・キンクマの飼育経験がありますが、ものもらいを発症したハムは実は今回が初めてでした。
聞くところによると、ジャンガリアンの発症率は特に高いようです。
一度できてしまうと治りにくかったり繰り返してしまったり、長引くケースもあります。
ただでさえ寿命の短いハムスター。不快な時間はなるべく減らしてあげたいですよね。
床材を紙素材に替える
ものもらいの原因として考えられるもので、まず挙げられるのがウッドチップです。
俗にいう”おがくず”ですね。床材としてご使用の方も多いのではないでしょうか。
ウッドチップに使われている素材は低アレルギーとの表記があるものもありますが、やはりどうしても鋭利なクズが紛れていることもあります。掘るのが大好きなハムスターの目に入ってしまうと、そこから細菌が入り込んでしまうことも。
我が家ではハムスターのものもらい発症後はさらにアレルギーの可能性の低い紙素材に変更しました。
オススメはZEROの消臭パルプエコマットです。
少しお高いですが、ペットショップのコジマさんでも使っていて安心感があります。
我が家のハムスターはコジマ出身ですので、幼少期を過ごして問題なかった素材であれば間違いないかなと選びました。
床材を浅めにする
ケージの床材はハムスターの爪削りの役割や保温効果がありますので、何となく深めに入れてしまいますよね。そのほうがハムスターも嬉しそうですし。
ですが、ものもらい持ちのハムスターは別です。
フカフカの床材はハムスターの掘削本能を刺激してしまいますし、堀るという動作はハムスターの大きな目にとっては結構なリスクです。
我が家では上から見て床全体が隠れる程度に留めることにしました。
※余談ですが、以前は保温マットが直に触れないように床材の下に新聞紙を2、3枚敷いておりました。我が家のハムスターはこの新聞紙をかじることに目覚めてしまった時期があり、かなり目に良くない影響があったように思います。もちろん現在は撤収しております。
トイレ砂を目の粗いものや代用品に替える
砂浴びで舞い上がる砂がハムスターの目に悪影響となっているかもしれません。
目の細かい砂を使っている場合は、これを替えるのも有効です。
我が家で使っている「かたまるサンド」は基本は粗いのですが、ひと袋使い切る直前の下部の砂は細かくなっているので気を付けています。
汚れた部分はこまめに取り除きましょう。
お掃除の頻度を上げる
ものもらいの原因としては雑菌の可能性が高いです。
我が家では床材全取り換え掃除を2週間に一回→1週間に一回と頻度を上げました。
ハムスターとしてはニオイが消えてしまうのはストレスですから、様子を見て設定してあげてください。ケージ内全てのニオイが消えてしまうのもかわいそうですので、我が家では寝床掃除とは別日に行っています。
現在はものもらいの経過が良いので徐々に戻してみようかと思っています。
太り気味の場合はダイエット
ものもらいの原因は肥満かもしれません。
まぶたにあるマイボーム腺が詰まって炎症を起こし、ものもらいとなることがあるのです。
正常な体重は以下の通りです。
ゴールデンハムスター:85~150g
ロボロフスキーハムスター:15~30g
ものもらい発症時、我が家のジャンガリアンは52g…
完全にアウトな体重でございます。(飼い主反省中です)
それ以降、一日の食事量は徐々に減らしダイエットフード3g+ミックスフード1gで計4gのみ与えることとしました。現在は40g程度まで減量しましたが、太りやすい体質かもしれないのでこの量を守っております。
愛用のダイエットフードはハムスタープラスのものです。
※食事の内容を変える際はハムスターの様子を見つつ徐々に行いましょう
かじり木を入れているなら回収してみる
アレルギーの可能性のあるものは全て撤収するべく、リンゴの木のかじり木も一旦撤収いたしました。
このかじり木は皮を食べる用途に使われていたので、肥満の原因となった可能性もあります。
問題なさそうであれば戻す予定です。
まとめ
我が家のハムスターは獣医さんにかかってまずはじめに目薬を頂きましたが、飼い主不器用+ハム臆病のため殆どさせず。
次からは飲み薬をシロップに溶いたものを3回ほど処方して頂きましたが、1か月半ほどは再発を繰り返しました。
幸運なことに本人はさほど気にするそぶりも見せず、かゆがったりということもなかったので大事には至りませんでした。
ものもらいのなかには手術が必要なケースもあるようです。様子がおかしいことに気付いたらまずは動物病院に連れて行ってあげてくださいね。
家での対策は同時並行で行いましょう。