ハムスターとモルモット
どちらを飼おうか迷ってる方向けに
その飼育上の違いを挙げてみたいと思います。
勿論これだけではないのですが、
一般的に挙げられるものです。
ご参考までにどうぞ🐹
ハムスターとモルモット 飼育上の違いって?【ゆる比較】
ハムスターもモルモットも、毛色のバリエーションが人気のポイントですね!
ご存知だとは思いますが、ハムスターとモルモットではまず大きさが全然違います。
ハムスターの中でも大型である
ゴールデンハムスター:18~20cm程度に対し、モルモットは一般に20~30cm程度。
ひと回りというか、ふた回りは違いますね。
え~!
寿命
ハムスターの短い短い寿命:2~3年に対し、モルモットの寿命は4~8年と少し長め。
病気などがなければ、一般にモルモットの方が長く一緒にいられます。
トイレ
身体の大きさから、ハムスターとモルモットの糞尿の量はケタ違い。
ニオイもそれに準じます。
モルモットを飼育するうえで、トイレ掃除は重要なタスクです。
勿論ハムスターのトイレも毎日掃除するのですが、負担としてはモルモットの方が断然大きいです。
もう一つ重要な違いはトイレを覚えるか否か。
ハムスターは個体差はありますが、基本的に決まった場所で排尿します。
モルモットは逆に、トイレを覚える個体は稀と言われます。
部屋散歩中でも注意して見る必要があります。
鳴き声
ハムスターは日常的には鳴かない生き物です。
鳴くときは病気、過度なストレスによるものか、寝言が多いです(;^ω^)
逆にモルモットは声でコミュニケーションをとります。
感情表現も声で行います。
ちなみにご機嫌な時はプイプイ(^^♪とつぶやきます。
かわいい…♡
多様な鳴き声があるので観察してみると面白いですね。
よくしゃべるハムスターもいます…
噛みグセ
ハムスターは特にドワーフ系だと噛む個体が多く、ゴールデン系だと少ないと言われています。
対するモルモットは感情(愛情)表現として甘噛みする場合や
体の不調によって人間を噛む場合は考えられますが、
基本的に温厚な生き物です。
ビタミンC
ハムスターはビタミンCを体内で生成できる生き物です。
なので食事でビタミンを補強するのは、病気の時や妊娠中などのみとされます。
対するモルモットは、体内でのビタミンCの生成ができません。
(人間と一緒!)
したがって毎日のペレット、サプリ、野菜や果物で補う必要があります。
これがないとビタミンC欠乏症になってしまいます。
飼育用品数
飼育用品は、お店にもよりますが一般にハムスターの方が多く陳列されています。
モルモット用品はウサギさんと共用で売られていることが多いです。
懐きやすさ
ハムスターもモルモットも自然界では「食われる生き物」です。
そのため基本的には臆病。
懐かせるというより、慣れさせることを目標にします。
ハムスターの中ではゴールデンハムスターが温厚な性格ですが、コミュニケーションがとれるという面ではやはりモルモットの方が上です。
ハムスターは手の上に乗せることになりますが、モルモットは抱っこができますね。
ブラッシング
ハムスターは長毛種でなければブラッシングの必要はありません。
自分の毛づくろいでなんとかするタイプです。
対するモルモットは品種によりますが、基本ブラッシングが必要になります。
短毛種であっても、1~2週間に一度はブラッシングします。
毛球症を防ぐため、換毛期はさらに頻繁に手入れをしてあげます。
モルモットは皮膚にトラブルを抱えやすいので、そのチェックにもブラッシングは重要なのです。
ペットシーツ
ハムスターはペットシーツを使う必要はありません。
中には何かしらで使っているご家庭もあるかもしれませんが、
なくても何とかなるものです。
一方モルモットを飼育するご家庭の70%程度はペットシーツを使用しています。
床材として新聞紙や牧草、すのこなどと併用するパターンが多いようです。
排泄物が多いのでご家庭に合った対策をとられているのですね。
おわりに
というわけで、
ハムスターとモルモットのゆる比較でした。
基本的にモルモットの方が手がかかる
ということを考えてお迎えしましょう。
ハムスターとモルモットで迷っているという方が語学学校でいらしたのですが、
どちらかといえばウサギとモルモットで迷う方が自然ですね(;^ω^)