こんな生活していますから、いろんなアルバイトを経験してきました。
バイトをすぐやめるとやめ癖がついて良くないなんてウワサもありますが、私はそうは思いません。
やむを得ない事情も人それぞれの生き方も、世の中にごまんとありますもんね。。
でも経験は経験。
すぐやめたバイトでだって得るものがいくつもありました。
風の強い今夜はそんなお話を。
すぐやめたバイトで学んだこと【懐石料理屋/テレアポ/葬儀会社】
すぐやめたバイトその1 懐石料理屋
まだ十代、初めてのバイトでした。
1か月でやめました。
理由は様々あるのですが、
・料理人が厨房でタバコを吸うのが解せなかった。
・年配男性客のセクハラが嫌だった。
etc.です。
そんなこんなで生まれて初めてバイトをやめる電話をかけるのですが、死ぬほど緊張しました。
大学受験より緊張しました。
でもそんな1か月のバイトで学んだこと。
・着付け
・ビール瓶は重い
・日本酒は割らない
・自分、立ち仕事向いてない
特に着付けに関しては今でもすごくすごく役立ってます。
舞台で浴衣の早替えがあったときなんかはほんとに、あのバイトやってて良かった~と思いました。
無知な小娘を雇っていただいてありがたかったですよね。。
お世話になりました<(_ _)>
すぐやめたバイトその2 テレアポ
きつい仕事の代表格ですよね、テレアポ。
営業行為を多少経験してきた今ならできるんじゃないかと謎の自信で始めてみました。
結果、1日で辞めました(・∀・)
理由はまぁ、やっぱりいろいろありますが、
・賃金体制が求人広告と違った。
・研修が驚くほどテキトーだった。
・相手をだましている気分がしんどかった。
・罵倒されることが多いので人格が捻じ曲がる気がした。
といったようなことでした。
本当に、あの職場で働く人たちはいろんな意味で違う世界の住人たちでした。。。
そんな激短バイトで学んだこと。
・テレアポだけはやめておけ
わたし、転売の真似事をしたことがあるのですがそれに対する友人からの評判がすこぶる悪く、今はやっていません。
それと同じ感じでした。
ここで働いてたらこれまでの友人たちと縁が切れそう、と漠然と感じました。
もちろん、ちゃんとしたテレアポの職場もあると思いますが!
わたしの行ったところはこんな感じでした。
すぐやめたバイトその3 葬儀会社
一番学んだことが多かったのはこの葬儀関係のバイトでした。
3か月は続いたのですが、提出したシフトの時間を空けていても仕事が入らないこともあって、金銭的な理由で断念しました。
あと、働いている方を含め少しばかり時代錯誤な職場でもありましたね。
仕事柄仕方がないのでしょうけど。。。
そんな葬儀関係のバイトで学んだこと。
・曹洞宗は禅宗
・人はいつか必ず死ぬ
・よろしくない火葬場がある
・お坊さんは良い人ばかりではない
・浄土真宗では死は穢れと捉えないetc.
わたしのお世話になったお寺様は良い先生方ばかりでした。
そして、どんな人でも最期の日は来るんだと真に感じました。
今、目の前の人と一緒にいられる貴重な時間を精一杯大切に過ごすべきなのだと。
家族への態度を改めましたね。。。
そしておひとり、
この人を見送るためにこのバイトに導かれたのかもしれない、と感じた故人様がいらっしゃいました。
亡くなられた方は23歳、親元を離れて社会人2年目、気のやさしい一人っ子、
そして死因は、突然死でした。
まだあどけなささえ感じるおその顔が忘れられません。
わたしぐらいの年齢だとまだ直接の知り合いの葬儀に参列することはほとんどないので、死は全く身近ではありません。
ですが本当に突然に前触れもなくその日を迎えることは起こり得るんだと、教えて頂きました。
納棺師の方のお仕事を間近で拝見できたことも、貴重な体験でした。
女性もいらっしゃいましたし、皆様本当に誇りを持って丁寧にお仕事されていました。
このバイトに関しては思うことがたくさんあり、書ききれません。
おわりに
どのバイトも、もう少し続けることは出来たと思います。
でも続けないという選択をしたまでのこと。
今のバイトを辞めようか迷っている方、
理由はいろいろでしょうが、
続けられないと感じるなら辞めても大丈夫です。
身の肥やしにならない経験などあり得ませんからね🐹