挫折の経験に苦しめられている人へ。

こころのゆとり
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振り返ってみると、

「あれは失敗だったな」とか、

「あんな気持ちになるのは二度と嫌だな」とか、

そういうことって誰しもあると思います。

けれどそれって本当に失敗だったのでしょうか?

 

「人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)」

という故事成句がありますね。

ご存知のように中国の故事に由来する言葉です。

今は失敗と感じていても、近い将来には経験しておいて良かったと思うかもしれません。

逆に、今は成功と感じていることが実は落とし穴だったなんてこともあるかもしれません。

失敗も成功も、その人が世を去る時まで確実にそうであったとは断言できないわけです。

自分に関して言えば、40度近い発熱と共に実技試験に臨んだことがあります。

歌詞を飛ばしてしまったこともありました。

コンクールには意気揚々と挑んで何度も落選しました。

先生に「どうして音大に入ってしまったのかしらね」と言われたこともあります( ;∀;)

それ以外にも、かいてきた恥は数知れず…

今、共演者の皆様に「本番に強い」と評価していただけるのはそういった経験あってこそだと思います。

「何か起こっても、大抵のことは問題にはならない」という意識が自然と起こってくるんです。

前述のように、それがこれからどう転ぶかはわかりませんけどね。

気楽にいきましょう。

人生の結果がわかるのはまだ先ですよ。