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ペットショップに行くとだいたい2種類以上のハムスターが売られているかと思います。初めてハムスターを飼う方は、どのハムスターを選べばいいのかわからないですよね。
ここでは愛玩動物として一般的に知られているハムスターの種類と、それぞれの基本的な特徴についてお話しします。
人との触れ合いに向かないハムスターもいますので、選ぶ際はよく考えましょう。
最初に
大まかには、大型のゴールデン系かその他小型のドワーフ系かで分けられます。基本的ににオスよりもメスの方が気が強く、ストレスにも強いです。(ちなみにメスは性成熟後は独特なニオイがする時期があります。)
寿命はどのハムスターも2~3年程度と短いです。
縄張り意識が強い生き物なので、多頭飼育は基本的に避けましょう。(個体差あります!)
触れ合いたい方向けハムスター
やあ
ゴールデンハムスター
ハムスター入門編として有名な大型のハムスターです。有名なハムスターのキャラクターもこの種類が多いですよね。キンクマハムスターもこの種類です。
また、同じ色でも長毛種と短毛種がいます。
大きいので存在感があり、撫で心地が良いです( ˘ω˘ )まさしく小動物を触ってる感じがします。
性格は比較的おっとりしていて温厚な子が多いです。頭も良く、人間の1歳児ほどの知能があると言われます。おトイレもほとんどの子がすんなり覚えてくれます。
身体が大きいぶん警戒心は少なめですが、力は強いです。金網ケージを齧ってしまうとかなり強烈な音がします。
ケージのサイズが大きめなので、予め飼育スペースに関しては考えておきましょう。
人間を本気で噛んでくることはほとんど無いです。
全長:オス 約18.2cm メス 約19.2cm(メスの方が大きい)
体重:オス 85~130g メス 95~150g
性成熟日齢:オス 7~8週齢 メス 6~7週齢
ジャンガリアンハムスター
こちらもハムスター入門編として評判のハムスターですね。
小型で、ゴールデンの半分くらいの大きさです。ちっちゃくてカワイイですよね。
ケージのサイズも小さくて済みますので、ゴールデンよりも飼っている方が多いのでは?
毛色もノーマルグレーからパール、ホワイト、プディング、サファイアブルー(青くはない)など、種類豊富です。ちなみに原産地が寒冷なため、おててやしっぽにも毛が生えています。
ドワーフ系の中ではおっとりしていて慣れやすいですが、なかには神経質な子もいます。
噛み癖のある子や、おトイレを覚えない子もしばしば。
全長:7.0~11.3cm(オスの方が少し大きい)
体重:オス39~44g メス32~37g
性成熟日齢:オスメス共に約60日
チャイニーズハムスター
身体がやや細めでしっぽがちょっと長いです。
性格は温順で警戒心は強め。排泄物の臭気が他の種類よりも少ないです。
頭が良いのでお迎え初期に怖がらせてしまうと、なかなか忘れてくれません。
実は日本では古くから愛玩されてきた種類です。
全長:オス 10.5~11.5cm メス 9.0~10.5cm
体重:オス 35~41g メス 28~34g
成熟日齢:オス 3.5~4.0ヵ月齢 メス 2ヵ月齢
観賞したい人向けハムスター
そうなんだ
キャンベルハムスター
とにかく野性味あふれるワイルドなハムスター。ジャンガリアンよりも少し大きいです。
やんちゃで気が強い個体が多く、飼い慣らすのは難しいと言われています。噛むことも多いので、上級者向けと言えるでしょう。
全長:7.0cm~12.0cm(オスの方が若干大きい)
体重:オス 39~44g メス 32~37g
成熟日齢:1~2ヵ月齢
ロボロフスキーハムスター
ペット用の中では最も小さく、超絶すばしっこいハムスター。
とってもかわいらしいですよね。小さいぶん、警戒心が強いです。
昔ケージから脱走してしまった際は1週間見つかりませんでした。。素早すぎて触ることも難しいので、触れ合いはあきらめましょう。。
ハムスターの中では比較的多頭飼育しやすい種類だと言われています。
全長:オス 10.5~11.5cm メス 9.0~10.5cm
体重:オス 35~41g メス 28~34g
成熟日齢:オス 3.5~4.0ヵ月齢 メス 2ヵ月齢
おわりに
ペットショップなどで見かける機会の多いハムスターの種類についてご紹介しました。
最初に申し上げた通り個体差はあります。
ペットショップなどでハムスターを選ぶときに触らせてもらえると、人慣れしやすい子を判別して選ぶことができます。
手に興味を持って近付いてくる子は、なつきやすいです。反対に手から逃げる子は、慣れるのに時間がかかります。(でも最初から触らせてくれるハムスターはかなり少数派だと思う)
ただ、我が家のゴールデンハムスター・はむこは手から逃げるタイプでしたが、立派な手乗りハムスターになりました🐹
活発に動き回る健康な子を選んでください。ハムスターは夜行性なので夕方以降にペットショップを訪れると良いですね。
皆さまが新しい家族とステキなハムスターライフを過ごせるよう、願っています。